GSX1300隼にのって思うこと。1

買う前に当然だがGSX1300隼(初期型)がどんなものかネットで各方面を検索。

よく出てくるのが「熱い」「重い」が圧倒的、果てや前傾姿勢がきついとか、ひどいものは「初期型は買うな」などなど。

ちらちらあったのが「どんつき」「低速でのギクシャク」たまに「フロント6ポットキャリパーは止まらない」など

「熱い」「重い」と言っている諸兄の基準は今まで乗っていた車体との比較だと思うが俺的にV-MAX(V悪と言うぐらいだ)にくらべたら「熱くない」「軽い」(苦労が多かった)。ZZR1200もそう言ったら重い部類だ。

選んで間違えなかった。

 

1,300CCのエンジンで熱量(Cal)考えたら熱いの当たり前、カウルがある分直熱じゃないからいい方だと思う。250㏄・400㏄と比べると当然熱くなるのは間違え無しだがそこが基準じゃ吊り合いが取れないとおもう。単純に考えれば・・・

カウル付きのZZR1200もそうだったが真夏に信号で止まるとタンクとハンドルステムの隙間からエンジンとラジエータの排熱が上がってヘルメットを直撃する(カウルがあるせいで排熱が真上ではなくちょっと後方にずれてライダー側に襲ってくる)これはGSX1300R隼も同じだった。V-MAXは股下から熱風がライダーを直撃してくる、逃げようがない、冬は完全にストーブ状態で信号ストップする度に(ハア~あったけー)。

 

重いについてもエンジンのパワーを受け止めるツアラーの骨格を考えれば総重量260㌔何某は妥当というより軽いでしょう。(保安部品取ればもっと軽い)

アルミ中空フレームは剛性があってフレームが撚れない。V-MAXは高速で1◎0㌔でレーンチェンジするとフレームがよじれて後輪がパンクしたんじゃないかと思うほど前後のバランスが悪かった。(パワーにフレームが追い付かない)。ガス欠でV-MAXを4㌔おしてスタンドにいった経験があるけどGSX1300は軽いよ。(こんな経験はしない方が良い)

てなことがあったので鞍をつけたは良いが人を乗せるのを嫌がっているじゃじゃ馬のような乗り物。コツが判れば面白い車体である。

今風にライダーに優しい誰でも快適に乗れて目的地までノーストレスな車体ではない、それなりのテクニックが必要。経験の浅いライダーが乗って乗りこなして次の車体にまたがって走り始めたら、「俺ってこんなに運転上手かった?」って勘違いするとおもう、経験値を積むにはサイコーの車体とおもう。

タイトなコーナーなど前輪に思いっきり荷重をかけて進入するとスルッと曲がってくれる。(うーん、説明が難しい)

燃費についても街中・一般道など走ってすぐ止まるが多いと基本3速までしか使えないので14~16㌔、高速巡行で21㌔、普通かな。